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2005/5/23

カント、プーと散歩する(5/23)

 「くまさんはしたをみあげて、そらたかくとびあがりました。そして、とあ(らがうまく言えない)さんはおもいました。ぼくもあんなにとびたいなあ。ろばのうまくんがやってきました。じゃあ、いっしょに、けしきをみよう。そして、くさのなかでひるねしました。しましまのとあさんは、もうおうちにかえろうよと、ぷーさんにいいました。ぶたくんはおうちにかえることにしました。ぷーさんはうちにかえってもかわいそうでした。じつは、ぷーさんはねむたかったのです。それからぐっすりねむりました。おんなのこくん(どうやらクリストファー・ロビンのことらしい)いっしょにけしきをみない?といいました。おんなのこくんは、きょうはだめなの。おかいもののひなのといいました。」

 ある日店で仕事をしていると、4歳のカントがなにやらブツブツいっています。一度も読んでやったことのない、絵本クマのプーさんをめくって、その挿絵を見ながら、独り言を言っているのです。あまりにも面白いので、途中から、あわてて、速記者に早がわり、一言一句間違わずに書き取ったつもりです。あとで、絵本をながめてみても、一体どこを見てこんな話を作り出したのかよくわかりませんが、想像力のたくましさには、脱帽です。

 ある暖かい昼下がり、庭の見回りをする私に「おばあちゃん、いよいよ春だね。」とか、これ、わすえ(れ)なぐさ?」と指差す先を見れば、いつか私もあまりにもワスレナグサに似ていて間違えそうになった、小さな青い野草が花をつけていました。この、抜群の想像力と観察力が、決して無駄にならない世の中になりますように!と婆馬鹿を承知で祈らずに入られません。

孫と歩けば(5/23)

 2歳6ヶ月の美留が風邪を引いてなかなか治らない。ママが晩御飯の支度をする時もグズグズいうので、おんぶして、近くの養鶏場にでかけた、青々と繁ったハコベを、金網の隙間から入れてやると、争って食べにくる。それが面白くて、しばらくは、美留の機嫌も直る。そう言えば、こういうことの繰り返しだったなあと、子育て時代を思いだす。

 以前から気がついていたことだが、私の知る限り、雄鶏は、ハコベにかかわらず、めずらしい餌を口にしない。コッコッコッ!と周りの雌鶏を呼び寄せて与えしまう。さすがだ、と感心して、通りがかった養鶏場の主にそのことを話したら、「いや、いまのニワトリは、そうでもなかですばい。弱か雄鶏は隠れとって、サッと出て来て自分が食う。体力がなかやつはダメ!だけん雌鶏にも、もてんですたい。人間といっしょ!」「・・・・・・」